【初心者向け】ドライサウナとは?効果的な入り方・注意点まで解説
近年、サウナの人気が高まっています。 テレビや雑誌で特集が組まれたり、サウナをテーマにした漫画が話題になったりと、まさに空前のサウナブームと言えるでしょう。
街中には、おしゃれなサウナ施設も増え、 サウナに興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざサウナについて調べてみると、「ドライサウナ」「フィンランドサウナ」「スチームサウナ」など、様々な種類のサウナが存在することに気づくはずです。
- 「結局ドライサウナってどんなサウナなの?」
- 「他のサウナと何が違うの?」
このように感じている方もいるのではないでしょうか?
この章では、サウナの中でも特に人気の高い「ドライサウナ」について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
1. ドライサウナとは?初心者にもわかりやすく解説
ドライサウナとはフィンランドでお馴染みのサウナです。
ドライサウナ最大の特徴は、高温低湿度の環境です。湿度が低い状態に保たれているため、息苦しさを感じにくく、高温でも比較的過ごしやすい環境です。体の芯からじっくりと温まることで、発汗を促します。
ドライサウナでは、ストーブの上にサウナストーンが積まれています。 このサウナストーンに水をかけることで、室内に蒸気が発生し湿度が上昇します。 ドライサウナでは、この水の量を調整することで、好みの湿度でサウナを楽しむことが可能です。
これは「ロウリュ」と呼ばれるフィンランド発祥のサウナの入浴法で、近年日本でも人気が高まっています。
ロウリュによって水蒸気が発生すると、体感温度が上がり、発汗作用が促進されます。肌にまとわりつくような熱気を感じることができるのが特徴です。ただし、ロウリュによって急激に温度が上昇するため、心臓に負担がかかりやすくなる点には注意が必要です。サウナ初心者の場合は、無理せず、まずはロウリュがない状態でドライサウナに慣れていくようにしましょう。
2. ドライサウナの効果:心身ともにリフレッシュ!
ドライサウナには、高温環境による発汗と血行促進作用によって、様々な効果が期待できます。ここでは、期待できる主な効果を2つご紹介します。
2.1 血行促進効果で疲労回復・肩こり改善
ドライサウナに入ると、高温の環境によって血管が拡張し、血行が促進されます。
血液の循環が良くなることで、疲労物質が体外に排出されやすくなり、疲労回復効果が期待できます。また、肩こりの原因となる筋肉の緊張を和らげる効果もあるため、肩こり改善にも効果的です。
デスクワークなどで長時間同じ体制を続けている方や、慢性的な肩こりに悩まされている方は、ドライサウナによる血行促進効果を実感できるかもしれません。
2.2 発汗作用でデトックス効果・美肌効果も期待
ドライサウナの大きな魅力の一つが、発汗作用によるデトックス効果です。大量の汗をかくことで、体内に蓄積された老廃物や毒素を排出することができます。
老廃物が排出されることで、むくみや冷え性の改善、疲労回復効果も期待できます。
また、汗をかくことで毛穴の汚れが落ち、肌のターンオーバーを促進します。美肌効果も期待できます。肌に溜まった古い角質や皮脂などが除去されやすくなるためです。さらに、汗によって肌の表面が潤い、乾燥肌の改善にもつながります。
3. ドライサウナの入り方:基本ステップとマナー
初めてドライサウナに入る方も、基本ステップとマナーを守れば安心です。快適に楽しむためのポイントを見ていきましょう。
3.1 事前の水分補給と身体を洗ってサウナ室へ
ドライサウナに入る前に、以下の2点は必ず行いましょう。
事前準備 | 内容 |
---|---|
① 水分補給 | 体内の水分が不足すると、脱水症状を引き起こす可能性があります。コップ1杯程度の水やスポーツドリンクを飲んでおきましょう。 |
② 身体を洗う | 汗を流すとともに、身体に付着した汚れを落とすことで、サウナ室の清潔さを保ちます。 |
これらの準備をしっかりとしておくことで、より快適かつ安全にドライサウナを楽しむことができます。
3.2 無理せず自分のペースでサウナを楽しむ
ドライサウナは、高温環境に身を置くため、無理は禁物です。ご自身の体調やペースに合わせて、サウナを楽しみましょう。
時間 | 体感 |
---|---|
初心者 | 5〜8分 |
中級者 | 8〜10分 |
上級者 | 10〜12分 |
上記の表はあくまでも目安です。無理せず、「気持ち良い」と感じる範囲でサウナ室を利用してください。
※サウナ室で体調が悪くなったら
めまいや吐き気など、体調が悪くなった場合は、無理せずサウナ室を出ましょう。 その際は、周囲の人に一声かけたり、スタッフに助けを求めるようにしましょう。
3.3 サウナ室でのマナーを守って快適に
サウナ室は多くの人と共有する空間です。周りの人に迷惑をかけないよう、最低限のマナーを守ってサウナを楽しみましょう。
マナー | 内容 |
---|---|
サウナ室では静かに | サウナ室ではお話しする方もいますが、大きな声での会話は控えましょう。 |
汗はこまめに拭きましょう | 汗が滴り落ちる場合は、タオルで拭き取ってから座ったり寝転んだりしましょう。 |
場所取りは控えましょう | タオルや私物で場所取りをするのは控えましょう。譲り合って利用しましょう。 |
髪はまとめて入りましょう | 長い髪はまとめておきましょう。汗で濡れた髪が周りの人に触れないように注意しましょう。 |
これらのマナーを守って、周りの人に配慮しながら快適なサウナタイムを過ごしましょう。
4. ドライサウナをもっと楽しむための応用編
ドライサウナの効果をさらに高める、おすすめのアイテムや方法をご紹介します。
4.1 サウナハットやサウナマットを活用しよう
ドライサウナをより快適に楽しむためのアイテムとして、サウナハットやサウナマットがあります。 これらを活用することで、より快適で効果的なサウナ体験を実現できます。
サウナハットは、特に頭部への熱が気になる方におすすめです。 サウナマットは、直接ベンチに座るのが気になる方や、衛生面を気にする方におすすめです。 これらのアイテムは、サウナ施設で購入できる場合や、レンタルできる場合もあります。 事前に確認しておくと良いでしょう。
4.2 水風呂との交代浴でさらに高い効果を
ドライサウナの効果をより一層高めるためには、水風呂との交代浴がおすすめです。温冷刺激によって、自律神経が整い、様々な効果が期待できます。
効果 | 詳細 |
---|---|
血行促進効果UP | サウナと水風呂の急激な温度変化により、血管が拡張・収縮を繰り返すことで血行が促進され、冷え性改善効果も期待できます。 |
リフレッシュ効果UP | 交代浴は、自律神経に働きかけ、心身をリフレッシュさせる効果を高めます。 |
美肌効果UP | 血行促進により、肌に栄養が行き届きやすくなり、肌のターンオーバーを促し、美肌効果も期待できます。 |
水風呂に入るのが苦手な方は、水シャワーだけでも効果があります。無理せず、自分に合った方法で交代浴を試してみましょう。
6. ドライサウナに関するよくある疑問
ドライサウナの効果を最大限に感じつつ、安全に楽しむために、よくある疑問をまとめました。
よくある疑問 | 回答例 |
---|---|
どれくらいの頻度で入るのが効果的? | 個人差はありますが、週に1~3回程度が目安です。 |
サウナに入るのに適切な時間や温度は? | 初心者の場合は、80℃程度の温度で、5分〜10分を目安としましょう。慣れてきたら、温度や時間を調整してみてください。 |
注意すべき点は?持病がある場合は? | 飲酒後や体調不良時は避けましょう。持病がある方、妊娠中の方などは、医師に相談の上、無理せずサウナをお楽しみください。 |
これらの疑問点はあくまで一般的な目安です。ご自身の体調や体質に合わせて、無理なくサウナをお楽しみください。不明な点があれば、サウナ施設のスタッフに相談することをおすすめします。
7. まとめ:ドライサウナで充実したサウナライフを!
ドライサウナは、正しい入り方や注意点を守れば、心身ともに多くのメリットをもたらしてくれる場所です。
サウナの効果を最大限に活かすために、以下のポイントを参考に自分に合ったサウナの楽しみ方を見つけてみましょう。
ポイント | 説明 |
---|---|
無理せず自分のペースで楽しむこと | 最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくようにしましょう。 |
水分補給をしっかりすること | サウナの前後には必ず水分補給を行い、脱水症状を防ぎましょう。 |
サウナのマナーを守ること | 周りの人に迷惑をかけないように、サウナ室では静かに過ごすように心がけましょう。 |
ドライサウナの効果や入り方を理解して、充実したサウナライフを送りましょう!